近頃の一戸建て住宅の様子をみていると、コンパクトなサイズのものが増えてきたことがわかります。というのも、それまでは長年、一軒の一戸建て住宅が建っていたところに、その家が取り壊されて整地がなされ、そこに新たに二軒、あるいは三軒の一戸建て住宅が建てられる、といったケースが少なくないからなのです。こうした場合には、一軒の家が建っていた敷地に、今度は二軒、三軒の家が建てられることになるわけですから、当然に、以前に建っていた家よりも、コンパクトな造りの家ができ上がることになるわけです。しかし、家自体はコンパクトにできてはいても、家の内部の効率性や機能性は非常に改善されていますし、また、コンパクトな家の割りには二階+ロフト、といったような縦に伸びる造りになっていることで、その総床面積でみれば、かなりゆったりとして住居になっている、といったことが伺えるわけです。
こうしたことは、別にその家の内部を見学させてもらわなくても、まだ建築中である家を、外から眺めているだけでもかなりわかることなのです。また、最近の家は、昔建てられた家に比べて、その天井が高くなっているために、それだけでもゆとりのある空間というものを感じ取れるために、建物自体はコンパクトでありながらも、あまり狭い家、という感じがしないわけなのです。もっとも、家の建物自体は、いろいろと工夫が施されていることで、コンパクトな割りにはゆとりのあるものとなってはいるものの、その敷地自体の狭さという点については、何ともいたしかたのないところなのですが。戸建て住宅の間取りのことならこちら
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